埼玉猫背矯正治療院BLOG

2019.02.09

正しい姿勢は無意識化へのルーティンから!

しばらく前から日本人に猫背が目立つようになり、
テレビの健康番組だけでなく、
マツコ・デラックスさんの深夜番組などでも
とりあげられたりするようになりましたね。

参考:「マツコ会議」(2017年12月9日放送)

 

昔は猫背というとお年寄りとか
ごく一部の人がなるものでしたが
今は子どもでもおとなでも
猫背の人が増えたようです。

その原因はいろいろ考えられますが、
比較的多くの人に共通するのは、
以下のようなことでしょうか。

・スマホの普及・長時間使用
・長時間のデスクワーク(パソコン作業)や立ち仕事、
・運動不足による筋力低下

猫背は見た目が実年齢より老けて見える上に
(マツコさんは「ブスに見える」ともコメント)
腰痛や肩こりの原因にもなることが知られてきました。

なので、「猫背をなおしたい」と思う人も増え、
前述したような各種テレビ番組やインターネットでは
「猫背のなおし方」に関する情報があふれています。

それらを使って猫背をなおそうとするのはいいですが
それが”正しい姿勢をとろうとする時だけ”になっていないでしょうか?

つまり、猫背の人が「姿勢をよくしよう!」と背すじを伸ばし
「よし、よくなった!OK!」とか鏡でチェックして終わり、
”鏡を見てない時はまた猫背に戻っている”ようではダメなのです。

”ふだんから無意識で正しい姿勢をとるくせ”をつけましょう。

そのために”ふだんの立ち方”について以下に書きます。

 

 

”意識してすること”を”無意識”に

 

 

猫背の人が正しい姿勢をとるためには”初めは”意識が必要ですが
やがて無意識にできるようでなければ続きませんよね。

なので、目標は”無意識に”正しい姿勢をとれることです。

無意識とか意識とかいう言葉は
年齢がある程度以上になれば
子どもでも知っていますよね。

意識は、”わざわざ考えて”するもので
無意識は”考えなくても””いつのまにか”
やってしまっていることです。

それはふだんの姿勢でも同じです。

猫背の人は”無意識”で猫背になってしまったので
”意識”して正しい姿勢を作る必要があります。

すると、よく言われるのが
「意識し続けると疲れる」
「ずっと意識し続けることはしんどい・キツイ」
といったネガティブな言葉です。

すると次によく言われる言葉がこれですね。

「だから(何をやっても)猫背がなおらない」

そこで、もしこれを体育会的に
「いいから24時間意識しろ!猫背をなおしたいんだろ!?
言われた通りやってればできるようになる!」
とかいわれたらどうでしょうか?

もしかしたら姿勢がよくなるかもしれませんが 
そもそもやる気になりませんよね・・・

むしろ反発して「余計猫背になってやる!」
くらいのムカツキを覚えるかもしれません。

もっと建設的・合理的に一緒に考えていきましょう!

 

正しい姿勢を意識するとキツイ2つの理由

猫背の人が意識して正しい姿勢を取った時に
キツク感じるには2つの理由があります。

それは、肉体面と感覚面の2つです。

肉体面とは、長期間猫背でいたために
ガチガチに固まってしまった筋肉などの身体の部分
そして猫背をとるような動作のクセです。

肩こりや腰痛の人にとっては
ガチガチに固まった筋肉
イメージしやすいですよね。
(肩こりの場合は肩の肩甲骨という骨が前に巻き込んだり
脊椎という背骨が丸まるなど骨格にも影響がみられてます)

”動作のクセ”とは、猫背になるような
身体をゆがませるようなものです。

例えば、長時間のパソコン作業で
顔(首)が”常に前に”出ていて戻らないとか
重たい書類カバンを”いつも右手で”持って歩く、
座っている時いつも”右足だけ”組むとか
そういった何気ないことです。

次に感覚面ですがこれも2つあります。
一つは「位置覚」と言って、
今の自分の身体がどうなっているか
目で見なくても感じられることです。

位置覚で正しい姿勢を覚えてしまうと
いちいち鏡を見なくても
その場で猫背をなおせるようになります。

二つ目は「運動覚」といって、
先ほどの「動作のクセ」とも関係しています。

前述した「動作のクセ」の例で書いた動作は
実際には身体に過度の負担がかかっているのですが
感覚的にクセになっているので
自分ではやりやすいので繰り返してしまうのです。

よって、正しい姿勢を意識した時のキツサを解除するためには
肉体面・感覚面での猫背のクセを解除してしまいましょう!

 

猫背をなおし無意識化する具体的な方法

 

まず、猫背でガチガチになった筋肉は
ストレッチで伸ばしましょう!

ガチガチに固くなっている身体に、
筋トレや姿勢矯正ベルトでは
あまり効果が期待できません。

筋肉が伸ばされると骨格にも動きがでるので
正しい姿勢をとってもあまりきつくなくなります。

感覚面は、姿見など大きな鏡で、
自分の姿勢をマメに見る事から始めましょう!

動作のクセ・運動覚も鏡を使うとよいですね。

ちなみに鏡に写った自分が正しい姿勢をとっているのを見た時、
初めはおそらく違和感を感じるはずです。
「え?これが正しい姿勢?なんか後ろに倒れてない?」みたいな。

その原因は、今まで猫背で身体が前のめりになり、
猫背の姿勢がスタンダードな姿勢だと感じていたからです。
(先ほどの「位置覚」が関係しています)

なので、
「後ろに感じるけど、これが正しいんだ」
と新しく身体で記憶すると、
今度は正しい姿勢が
新しいスタンダードになるので大丈夫です。

動作のクセを鏡でなおすといいましたが
野球の投球フォームや
クラシックバレエのポーズを
鏡でチェックするようなイメージです。

いつもの自分の動きをしてみた時
鏡にうつった自分の肩の左右の高さが違うとか
左脚に重心が偏っているとか・・・
それらに気が付いたら正しいフォームになおしましょう。

最後に無意識化ですが、
これは「習慣化」とも言えます。

私たちは毎朝起きると、洗面・歯磨きなど行いますが
これは無意識でおこなっていませんか?

小さい子どもだったころはパパやママに言われて
いやいややっていたかもしれませんが
成長するとともにやるのが当然になり
やらないと気持ちが悪いという人もいるかもしれません。

ストレッチと鏡チェックも同じです。
一度に多くのストレッチや長時間のチェックは必要ありません。

歯磨きをするように、一回は短い時間でいいので
やるタイミングを決めて、毎日の生活の中で
”ルーティン化”していくのです。

参考:ルーチン [1] 【routine】
〔ルーティーン・ルーティンとも〕
①きまりきった仕事。日々の作業。ルーチン-ワーク。
②以下略

その際のポイントはなるべく
やりやすいタイミングで
一回に時間をかけないことです。

極論ですが、ストレッチは
”毎週日曜日の休日に1時間たっぷりやって
あとの6日なにもしない”より
”1週間毎日10秒継続”した方が効果があります。

姿勢チェックも同じことで
休日に1時間鏡の前にいるより、
毎日10秒程度でもマメに継続するようにしてください。

だって、誰でもお出かけ前には
鏡で髪形や服装をチェックしますよね?

それができているのだから
姿勢に関してもできるということです!

それでもできない・自信がない人は専門家へ

考え方や方法については
今まで書いてきたことが全て
と言ってもいいかもしれません。

ですが、それでもできない・・・
「ストレッチが正しくできているかわからない」
「正しい姿勢がとれているか自信がない」
という人もいるかもしれません。

そういう場合はお近くの姿勢専門の
整骨院・整体院へご相談ください。

最近は無料の姿勢チェックをしてくれるところもあります。

予めインターネットのホームページを検索し
そこの猫背の直し方についてや雰囲気、
料金等確認して良さそうな所を見つけるのです。

ご家族・ご友人が行ってみて
「よかった」というところを
紹介していただくのもおススメですね!

まとめ

猫背の人が増えているので
猫背の直し方についての情報も増えました。

ですが、正しい姿勢をとることの本質はシンプルなもので
そこをおさえていないと効果はなかなかあがりません。

また、本質にふれず体育会的な
「猫背は(とにかく)肩甲骨を寄せなさい」
としか言わないような所はおススメできません。

肉体面だけでなく人がもっている感覚面にもふれ、
無意識化するための具体的なアドバイスも
してくれるところがおススメです。

ですが、もしも自分だけではよい姿勢がとれない、
、というような場合は、繰り返しになりますが
ご近所の姿勢専門の整骨院・整体院へご相談ください。

当院も猫背矯正に特化した、
姿勢の専門家がいる整骨院です。


”矯正”と聞くと、人によっては、
「「バキッ」とか何か痛いことをされるんじゃないか?」
と警戒されることがあるかもしれません。

しかし当院の猫背矯正は、
骨の弱いお年寄りまで受けられるソフトな手技で
受けている最中、思わず「うとうと・・・」
と眠くなってしまうほどです。

無料の姿勢チェックもおこなっておりますので、
お気軽にご相談ください。

詳しくはこちらのリンク先をご覧ください。

元郷名倉堂・猫背矯正サイト

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埼玉県川口市の接骨院 元郷名倉堂

「猫背矯正の講師もしている猫背矯正マイスター」