【猫背の世代別問題！子供のうちから矯正を！】

昔は猫背と言えばお年寄りのものでしたが、
今は中高年から若者や子供まで猫背が問題になっています。

仕事でも遊びでも、人間何かに夢中になると
前のめりになるものです。
なので猫背になること自体は自然な事ではあります。

ですが、問題なのは、体に猫背のクセがついてしまい、
各世代で健康上の弊害や見た目の悪さが
気にされるようになっている事です。

今回は、各世代別の猫背の特徴と
その根本的な原因について書いていきます。

＜子供の猫背の４つの原因と３つのデメリット＞

子供の猫背は見た目がだらしなく見えるほかに、
後で述べるような３つのデメリットもあります。

まずは原因から見ていきましょう！

１、子供の猫背の４つの原因

・柔軟性の低下（体が硬い！）
昔の子供は外を走り回って遊んでいたものですが、
今はそんな風に遊べる場所も少なくなりました。

その結果、飛んだりしゃがんだりするような
大きな動きをしなくなったために
体の柔軟性も低下し、体が硬くなりました。

体が硬い為に一度猫背になると、
そのままの姿勢で体がかたまってしまうのです。

・喘息（ぜんそく）もち

気管支喘息ともいいます。

生まれつき喉（気管支）が弱く、せき込みがちですと
呼吸を楽にするために自然と背中を丸め、
胸を守るような姿勢になります。
（つまり、猫背になるわけです。）

・ゲームやスマホ

携帯ゲーム機やスマホは勿論、
テレビを使うゲーム機の場合も
遊んでいる内に気持ちがのめりこんで
自然と猫背になってきます。

ゲームを操作するために肩にも力が入り、
肩が前に出た巻き肩にもなりやすいですよね。

・目が悪い

ゲームやテレビの画面を長時間見続けたり、
顔を近づけて見ていると視力が落ちてきます。

そうすると、よく見ようとするために
自然と顔が前に出て背中も丸くなってきます。

その繰り返しで、どんどん猫背と近視が
進行する悪循環になってしまい、良くありません。

２、子供の猫背のデメリット

・集中力の低下で成績も低下
猫背でいると胸がつぶれた状態になるので、
肺が大きく広がる事が出来ず、
浅く早い呼吸しかできません。

そうすると自然と脳に十分な酸素が送られなくなるため、
集中力の低下、頭痛、めまいといった症状がおきます。
その結果、学校の成績が低下してしまう事もあります。

・自律神経失調症

また、背骨のすぐわきには自律神経の幹がある上に、
後頭部には自律神経の中枢である間脳があります。

猫背で背中や首の骨のカーブがゆがんでくると、
それらが影響を受けて自律神経失調症にもなります。

・健全な成長に悪影響

また、身長が伸びる成長期に背骨が丸まり、
体（筋肉）が猫背姿勢で硬くなっていると、
骨格や筋肉に負担がかかります。

本来まっすぐ伸びるはずであった骨や
筋肉の健全な成長に悪影響がある事は
容易に想像されるのではないでしょうか。

＜20代は就職や社会人としての見栄えが重要＞

20代の猫背は、基本的に子供の頃の猫背の延長です。
（成長してから猫背になったとしても、原因はほぼ同じです。）

普通、就職の際に会社の人事・採用担当の方は
良い人材を求めるものですよね。

先ず履歴書で応募者の学歴や自己アピールを見、
面接の場でも色々な質問に対する答えで、
評価をしていく事でしょう。

ですが、面接の時間は限られています。
そのわずかな自分で人事の方は応募者を評価し、
何百人の中から採用・不採用を決めなければなりません。

そうすると、応募者としては、
やはり第一印象が大事になってきます。

第一印象とは”見た目を良くする事”です。
見た目には髪型や服装、表情などありますが、
その中でも姿勢を良くするのは
案外手ごわいものではないでしょうか？

なぜなら、髪型や服装を良くすることは簡単ですよね。
表情を変えるのは人によっては大変かもしれませんが、
鏡を見ながら自分で改善することはできます。

ですが、姿勢はやっかいです。

と、いうのも猫背の人は自分が猫背だとわかったとしても、
「どこをどうすれば猫背がなおるのか？」
「まっすぐな姿勢がどういうものか？」がわからないからです。

また、幸いにして猫背で採用されたとしても
営業で他社の人と会う時や人前に出てプレゼンする時など、
猫背だとだらしなく見え、マイナスの印象を与えてしまいます。

＜30代前後は婚活や結婚式での姿勢＞

20代ですと、仕事関係でのマイナスでしたが、
実は、30代頃の結婚=婚活でも猫背はマイナス印象です。

先ほどの就活での面接と同じで、
いくら釣書（つりがき。縁談の時にお互いに取り交わす自己紹介の書面の事）
が良くても、やはり見た目の第一印象が相手を決める時の判断基準になります。

最終的には「気が合う事」や「経済力」なども重要ですが、
そもそも最初に結婚相手の候補に選ばれなければ、
そこまで仲が伸展する事は絶対にないからです！

猫背は、だらしがない他にも、自信がない、老けて見える、
などのネガティブな印象ばかり与えてしまいます。

また、めでたくご結婚まで行った場合、
結婚式の当日は勿論、
その時の姿は写真で後々まで残ります。

やはり良い姿勢でいたいものですよね。

＜中高年は腰痛や膝の痛み対策が必要＞

これまで、子供の頃を除く20代、30代では
主に見た目を問題にしていました。

ですが、中高年以降は「体の痛み」という面が大きくなってきます。

「体の痛み」には、腰痛や膝の痛みも含まれるのですが、
腰痛は背中と続いてるのでまだわかるとして、
なぜ膝の痛みも猫背に関係しているかお分かりでしょうか？

その理由は、上半身を乗せる骨盤のゆがみ（傾き）にあります！

実は猫背は、体の土台である骨盤が前や後ろに倒れた場合、
この崩れたバランスをとるため、
体のほかの部位が連動して動くことで現れます。

骨盤が前に傾くとお腹が前に出てお尻が後ろに突きでます。
普通でも腰の部分で背骨はカーブを描くものですが、
この場合はそれがさらに強くなって「反り腰」になり、
腰に余分な負担がかかって腰痛を起こします。

太ももの前の筋肉が短縮して固くなるために
足は内股になって膝にも余分な負担がかかります。

反対に骨盤が後ろに傾くとお尻がひっこみ、腰が丸くなります。
やはり腰に余分な負担がかかって腰痛を起こします。

太ももは先ほどと反対に後ろ側が短縮して固くなり、
がに股になるために膝が伸びきらなくなり、
余分な負担がかかって膝が痛くなるわけです。

＜猫背はできるだけ早くなおしておきましょう！＞

怪我でも病気でも、子供の方が
大人よりもなおりが早いですが猫背もそうです。

昔はお年寄りになってから腰が曲がって猫背になりましたが、
今は「子供の頃から猫背と言われていた」という大人が殆どです。

まずは、なおりの早い子供の内から姿勢をよくしましょう！
勿論、大人になってからでも遅くはありません、
ぜひ一日も早く猫背をなおすために行動なさってください。

猫背をなおす方法は、色々とあります。
ストレッチ、筋トレ、姿勢矯正ベルト、矯正グッズ、整体院の猫背矯正・・・・

効果は人によって個人差がありますので、
できれば、自分の周りでその方法を試した方に経験談を聞いて、
なるべく成功した方法を紹介してもらうと良いですね！

＜まとめ＞
今は殆どの人が猫背です。
そして猫背には、世代ごとに猫背の特徴があります。

たとえば、以下のような感じです。
・子供の猫背は集中力不足や成長に問題
・20代では就活や仕事の場で見栄えが重要
・30代では婚活や結婚式での姿勢が重要
・中高年以降は見た目よりも腰痛や膝の痛み対策

また、大人の猫背は子供の頃の延長であることが多いです。

大人になってからでも猫背はをなおせますが、
なるべく子供のうちから猫背をなおすようにしましょう！

なお、当院も猫背矯正に特化しており、
子供の猫背にも強いです。

実際に何人ものお子さんがお母さんにつれられて来院し、
姿勢の改善に成功していますのでご安心ください。

※人によっては「矯正って”ゴキッ”とか痛い事するんじゃないの？」
と不安に思われるお子さんやお母さんがいらっしゃるかもしれません。
ですが、当院で行っている手技は大変ソフトですので、
受けていて気持ちよく、思わず”うとうと”と眠くなってしまうほどです。

無料姿勢チェックも行っておりますので、
お気軽にお問合せください。

詳しくはこちらまで

埼玉県川口市の接骨院　元郷名倉堂
「治療家に猫背矯正の講師もしている猫背矯正マイスター」　
　院長　森永悠介