【中学の内申で猫背はマイナス評価!?座った姿勢から改善を!!】
12月に入り、町のあちこちにはクリスマスの飾り付けや
イルミネーションが目につくようになりました。
もう1ヶ月もすると、今度はお正月の飾りつけになることでしょう。
ですが、そんな街のよそおいや、
年末年始の行事とは無縁の人達もいます。
例えば、受験生もそうですよね。
年末年始は、最後の追い込みの時期です。
ところで、最近は高校受験の為の内申で、
猫背がマイナスになるんだそうですね。
なぜ内申で猫背がマイナスなるのでしょうか?
その理由と、猫背自体の問題点、
改善方法についてみていきましょう。
<猫背が内申で「授業態度が悪い」と評価される理由>
参考【中学の内申 授業態度と提出課題はここを見られている】
上の記事によると、内申の評価では試験や課題の結果だけではなく、
授業を受けている時の態度も見られているというのです。
つまり、たとえ試験で100点をとったとしても
授業を受けている時の態度が悪ければ
評価はその分マイナスになってしまいます。
よい授業態度とは、以下の4つです。
1、基本は「背すじを伸ばして授業を受ける」
背もたれを使うのも、うつむくのもNG
2、説明をしている先生の目をしっかり見る
3、理解できたらうなずく
4、先生が発問したら積極的に挙手をして答える
猫背はこの1番目の評価に関係してくるわけです。
※本題とはずれますが、私たちが誰かと話している時も
相手がこのような態度でいたらとても話しやすいし、
好感をもてますよね。
つまり、姿勢を良くすることは受験の内申をよくするだけではなく、
今中学生のお子さんが高校・大学と進学した時、
さらに将来社会に出た時にも
良い人間関係を築くために役立つともいえます。
<お子さんが猫背になる4つの原因>
では、なぜお子さんが猫背になるのでしょう?
猫背(姿勢の悪さ)の原因は様々ですが、
特に多いのがこの4つです。
1:柔軟性の低下(身体が硬い!)
2:喘息(ぜんそく)もち
3:ゲームやスマホ
4:目が悪い
個人差はありますが今は、スマホやゲームのやり過ぎで
目を悪くするお子さんが増加しています。
裸眼でもそこそこ困らないくらいの視力だと、
勉強の時だけメガネを使い、
普段はメガネを外すというお子さんもいますね。
その場合、メガネをしている時は姿勢をよくできるでしょうが、
裸眼の時に無意識に前かがみになるクセが
ついてしまうので注意が必要です。
<猫背で起こる問題点「集中力の低下」や「自律神経失調症」>
猫背を改善することは受験や人間関係に役立つ事はわかりました。
ですが、実は猫背は様々な体のトラブルの元でもあるのです。
・脳のトラブル
姿勢が悪いと、胸がつぶれた状態になりますね。
そうすると深い呼吸ができないため、
新鮮な酸素を取り込む量が本来よりも減ります。
すると脳へ送られる酸素も少なくる為、
集中力の低下・頭痛・めまいの原因になってしまいます。
・自律神経のトラブル
猫背は背中が丸いだけでなく頭(顔)も前にでてきます。
すると背骨と脳の位置も変わるために、
間脳という自律神経の中枢が影響を受けて、
自律神経失調症を引き起こす原因ともなります。
・筋肉のトラブル
また、猫背で肩や腰の筋肉に余分な負担がかかって、
肩こりや腰痛の原因となるのは今ではおなじみかと思います。
※これらは全て受験勉強にも良くありません!
<お子さん本人は猫背を気にしていない>
そういったマイナスの要素しかない猫背ですが
実はお子さん本人はそれほど気にしていません。
その理由は、以下の3つです。
1、自分の普段の姿が自分では見えてない事
2、背筋を伸ばすことはすぐできてしまう事
3、本当にまっすぐな姿勢がどういうものかわからない事
なので、ただ「背すじを伸ばしなさい」「猫背をなおしなさい」
といってもその場限りで終わって効果がないのです。
結局、姿勢を良くするためには、
「ただ姿勢を良くするようにいうだけではダメ」で、
今の自分がどういう姿勢かを自覚して、
正しい姿勢を体で覚える必要があります。
<猫背は立っている時よりも座っている時が問題!>
1、お子さんに今の自分の姿勢を、鏡や写真で客観的に見てもらう
猫背の改善には、
「背中が曲がってる!伸ばしなさい!」
と周りに言われるより、
自分の目で見て、自分で気が付くことが大事です。
ただし、立っている時というのは意外と背すじが伸びているものです。
実は、お子さんの猫背は立っている時よりも
座っている時の方が問題なのです。
お子さんは学校では部活や体育の授業で運動もしますが、
定期試験や受験で座っている時間の方がずっと多いですよね。
長時間同じ姿勢(この場合は座っている姿勢)でいると、
人は無意識に楽になろうとして、姿勢が崩れてくるものです。
その為、座っている時こそ
「姿勢を良くするクセをつけることが大事」なのです。
2、背すじを伸ばして座るクセをつける
自分の姿勢を自覚したら、背すじを伸ばして座るクセをつけましょう。
ただし、最初から長時間背すじを伸ばすのは疲れてしまいますので、
時間を決めて少しずつ毎日やっていきましょう。
また、今は姿勢をよくする座椅子も通販サイトで扱っています。
例えば「食事の時だけ座る」というような使い方がおススメですね!
【骨盤美姿勢・凛座】
なぜなら、食事している時脳の中では
理性よりも本能が優先的に働いているからです。
視覚、臭覚、味覚、触覚といった
五感で美味しさを味わっている時は
姿勢のことなんかすっかり忘れていますよね。
<まとめ>
中学生の猫背は健康面だけでなく
受験にまでマイナスの時代になってきたようです。
猫背を改善することは健康・受験のためだけではなく、
良好な人間関係を築けるようになるためにも大切です。
猫背改善のためには、次の4つのステップを踏んでいきましょう!
1、自分の姿勢を自覚する
2、立っている時よりも座っている時の姿勢に注意
3、良い姿勢のクセをつける
4、矯正座椅子を使う
ですが、お子さんによっては、
なかなかうまくできないという場合もあるかもしれません。
その場合は、猫背矯正に特化した当院へ
お気軽にお問い合わせください!
<当院で行う施術>
1:チェック
⇒まずはお子様の猫背の原因をチェックし、親御さんと共有します。
2:ストレッチ・手技
⇒猫背の原因を作っている筋肉を緩めていきます。(20分程度)
3:アフターケア
⇒施術後は再度姿勢のチェックと
親御さんへのアドバイスやお子様の生活指導を行います。
【お家で取り組んで頂きたいこと】
施術後の良い姿勢を維持するために、
当院が共同開発した姿勢矯正グッズをお勧めしています。
■背筋のびのび枕
■凛座
当院で正しい姿勢を「知り」、身体に「覚えさせる」
家庭でその正しい姿勢を保ち、「忘れないようにする」
これは、学校で行った勉強やテストの内容を、
家に帰って復習するイメージです。
初めは正しい姿勢の意識が大事ですが、
頭が覚えればやがて無意識に姿勢は良くなります。
詳しくはこちらまで
埼玉県川口市の接骨院 元郷名倉堂
「治療家に猫背矯正の講師もしている猫背矯正マイスター」
院長 森永悠介