埼玉猫背矯正治療院BLOG

2017.04.14

子育て中の猫背は3つの簡単ストレッチで改善!!

【子育て中の猫背は3つの簡単ストレッチで改善!!】

春はお子さんの新入学、進級の季節ですね。

とはいえ、まだまだ産まれて1~2歳くらいの
小さいお子さん達もいらっしゃることでしょう。

そういうお子さんを育児中のお母さん方に
共通のお悩みの一つが猫背です。
猫背って治したいですよね。

毎日夢中で育児をしていると気が付かないうちに猫背になり、
それを周りから言われてビックリするケースが多いようです。

以下で育児と猫背の関係と改善方法について書きます。

<育児中は猫背になるもの>

実は、安心して育児をしようとすると猫背になるのが自然です。

何故なら、小さなお子さんから目を離さず、
危険のないようにしっかり抱きかかえる為には
それがベストだからです。

少し前から「イクメン」といって、若いお父さんの中には
育児を手伝ってくれる人も増えたようですが、
それでも大部分のお母さんは一人でやられてることでしょう。

つまり、ほぼ毎日お母さんは乳幼児をだっこしてあやしたり入浴させ、
授乳する際(特に母乳)には、特にお子さんをしっかり抱えるような姿勢になり
猫背のクセが体にしみついていきます。

因みに授乳時の姿勢については、くわばたりえさんも
ご自身のブログでご苦労を語っておられますね。

体を丸める姿勢で授乳するので”腰の上の骨が痛い”と、
行間からつらさが伝わってきます・・・・

参考:
【くわばたりえのやせる思い「猫背・・・」】

こういう風に小さなお子さんに授乳する時は勿論、
それ以外の時も落ちてしまったり危険のないよう、
しっかり抱え込むのでどうしても猫背になってしまうものなのです。

<育児中の猫背の3つのデメリット>
猫背は育児に向いている(メリット)と書きましたが、
残念なことにデメリットもあります。

1、見た目が悪くなる

もともと育児に関係なく、猫背は見た目が良くありません。
それが育児疲れも入ってくるとさらに悪化して見えてしまいます。

例えば、以下のような感じです。
・実年齢よりも老けて見える
・暗くて自信がなさそうに見える
・疲れていたり、だらしがなく見える

2、腰や背中が痛くなる、肩がこる

猫背は背中が丸くなるだけでなく、
肩が前に出た巻き肩や
顔が前に出た首猫背にもなります。

この状態は姿勢が良い状態に比べると
骨格や筋肉に過度の負担がかかり続けるため、
その部分が疲労し、ガチガチに硬くなってしまうのです。

その結果、以下のような症状がでます。
・慢性的な腰痛・背中の痛み
・首・肩のコリ
・いつもお子さんを抱えている側の手がしびれる
・首のコリから偏頭痛がおこる
・いつもお子さんを抱える手が腱鞘炎になる

3、骨盤のゆがみで体がむくむ・太る

育児中の猫背は、体の土台である骨盤が
出産後にゆがんでいることが原因でもあります。

もともと妊娠中はお腹が大きく重くなるため、
バランスをとるために骨盤の前傾が強まった反り腰になり、
出産でお腹が戻ったにも関わらずゆがんだままでいるのです。

骨盤がゆがむと股関節を通る血管やリンパの通り道が狭くなり、
循環不良になる為に、下半身がむくんできます。

さらに、2番目のデメリットであげた硬くなった筋肉は、
筋力も代謝も低下するために体全体も太りやすくなるのです。

<育児中の猫背はストレッチで改善>
さて、育児には猫背が向いているわけですが、
猫背のままではお母さんの体がつらいばかりです。

猫背を改善する方法は筋トレ、姿勢矯正ベルトなどがありますが、
私はストレッチをおススメします

なぜなら、筋トレはもともと育児で疲労している体に
さらに負荷をかけるために疲れてかえってよくありません。

また、姿勢矯正ベルトは猫背のクセがついた体を
強制的にまっすぐにするために、
やはり体に無理なストレスかかかってこれもよくないのです。

ストレッチならば、無理な力は使わずに気持ちよくできます

体をのびのびさせる時には深呼吸もあわせるようにすると
心身がスッキリするのでストレス発散と疲労回復効果もあります

<猫背を改善する3つのストレッチ>
・骨盤のゆがみをとるストレッチ

1、片足で立ち、壁などに手をつきます。
2、左膝を曲げ、足の甲を左手でつかみます。
3、両膝の間隔があかないように、手を引いて太ももの前面を伸ばします。
4、「伸びて気持ちが良い」所で10秒キープし、反対も同様にします。

骨盤の前傾では、太ももの前の筋肉が縮んだまま硬くなっています

このストレッチでその筋肉を伸ばしたら、
お尻を前に入れ込むようにして
骨盤をまっすぐに立てるようにしましょう。

・背中・首を伸ばすストレッチ

1、肩幅に足をひらき、両手を上にあげます
2、手と一緒に顔を上げ、ナナメ45度上を見ながら胸を突き上げるようにします。
3、その姿勢を10秒キープしながら息を長く静かに吐きます。

このストレッチは姿勢をよくする以外の効果もあります。

猫背だと胸がつぶれているので深呼吸ができず、
常に浅く短い呼吸になって常に酸欠状態です。

なので、このストレッチで体を伸ばすと同時に
体内にたまった古い空気(二酸化炭素)をすべて吐き出すと
自然と新鮮な空気(酸素)が代わりにたくさん体に入ってきます

やってみるとわかりますが腕をあげて呼吸すると、
上げない時よりもたくさん空気が出入りします。

・巻き肩を改善するストレッチ


1、両肘を横にはります。
2、胸を開くようにしながら、ゆっくり肩を前から後ろに回します。
3、10数えながら肩が一番後ろにいったら、脱力して「ストン」と肩を落とします。

「巻き肩は肩甲骨をよせる」という改善方法が有名です。
ですが、肩の前や胸の筋肉が縮んで硬くなっていますので
同時にそこもストレッチしてあげた方が効果的なのです

これらを毎日1回繰り返し、
鏡でもご自分の姿勢をチェックするように
なさってみてください。

<小さいお子さん対応の整体院や接骨院もあります>

因みに猫背の改善には、整体院や接骨院で
矯正してもらう方法がありますが、
お子さんが小さいとそれも難しいですよね。

でも、上記の3つのストレッチでなかなか
猫背や症状が改善されない場合には、
最後の手段として通院をおススメします。

というのも、最近は小さいお子さんに対応してくれる
整体院や接骨院も増えているからです

お母さんが施術中は、
お子さんを女性スタッフがお相手してくれたり、
専用のベビーベッドやキッズスペースで
遊ばせる事も出来るようになっています。

一度、ご近所の整体院・接骨院のホームページを見たり、
直接お問合せなさってみてください。

<まとめ>
育児中のお母さんは猫背になりがちですが、
それは育児の為にベストな姿勢だからです。

ですが、そのままでは体がつらくなってしまうので
お子さんと離れた時間には3つのストレッチで
無理なく姿勢を改善しましょう!

もし、それでもよくならない、
または自分でやる余裕がない場合には、
お近くの小さいお子さんにも対応している
整体院・接骨院にご相談ください。

勿論、猫背矯正に特化した当院でも小さなお子さんに対応しております。

お母さんが施術中は専用のベビーベッドで
お子さんをお預かりいたしますし、
平日及び土曜日は女性スタッフも常勤しておりますので、ご安心ください

どうぞ一人で悩まずにお気軽にお問い合わせください!!

当院では同じように、
育児中の猫背からくる症状で
通院されているお母さん方も多く、子供OK!
治療経験も豊富です!

診療情報や料金など、
詳しくはこちらまで
(お得な回数券もご用意しています)

埼玉県川口市の接骨院 元郷名倉堂
「治療家に猫背矯正の講師もしている猫背矯正マイスター」 
 院長 森永悠介