埼玉猫背矯正治療院BLOG

2017.06.21

今から夏バテ予防を!主婦の方はキッチンでの姿勢も大事!!

【今から夏バテ予防を!主婦の方はキッチンでの姿勢も大事!!】


6月も後半に入り、いよいよ7月が目前となってきました。

とはいえ、すでに30度近い夏日も多いですよね。

急に暑い日が続くと体が気候の変化についていけず、
夏バテを起こすことも珍しくありません。

因みに、夏バテとは、

「夏の暑さに体温調節機能が付いていけず、
自律神経の働きが低下して食欲不振や疲労感がぬけない、
などの症状がおこる事」

をさします。
(本来は夏の疲れで秋にバテる事を夏バテと呼んでいましたが、
いつの間にか、夏は夏バテ、秋は秋バテというようになりました。)

以下で夏バテの予防・対策、特にご家庭の中心である主婦の方について書きます。

<暑くても家族の為に我慢の主婦>
外出先では、自分の好みの温度設定にすることは難しいですが、
自宅においてはエアコンを使用したりして
快適な温度を設定する事はできますよね。

ですが、キッチンに立つ主婦にとっては、そうはいきません。

ご家族のご飯を作るために、長時間キッチンに立ちっぱなしで
火を使う暑さに耐えています。

見た目の涼しげなそうめんも、ゆでるためには大量の熱湯が必要です。

食材を焼く・炒める・煮る・ゆでる、などでの暑い思いも辛いですが、
長時間立ちっぱなしで包丁を使うなど、調理の為に姿勢が悪くなることも
体にとってはけっこう負担になります。

なぜなら、先ほど、
「夏バテは暑さで自律神経の働きが乱れて~」と書きましたが、
猫背もまた自律神経の働きが乱れ低下する原因になるからです。

つまり、暑さと猫背の両面から、
主婦は自律神経の働きが
低下するリスクにさらされているワケなのです。

因みに自律神経の働きの乱れ・低下とは
緊張・闘争の働きをする交感神経という
自律神経の働きが常に優位となる事を指します。

<猫背で自律神経の働きが低下する2つのわけ>
1、背骨のすぐ脇には自律神経の幹がある


猫背では「背骨のカーブ(胸椎の後弯)が大きくなる」
ことはすぐイメージできますよね。

自律神経の幹は背骨のすぐわきにあるために、
背骨のカーブが大きくなると影響を受けます。

2、後頭部に自律神経の中枢がある


猫背の人は首の骨のカーブが通常よりきつくなるため
後頭部と首の間がつまってせまくなり、つまってきます。

自律神経の中枢部は後頭部(間脳)にあるため、
やはり自律神経の働きを低下させる影響があるのです。

自律神経の働きが低下すると、
体温調節機能や血液の循環機能などの
体のコントロール機能(自律機能)も低下するので
色々と体調がおかしくなってくるのです。

<キッチンで良い姿勢をとって自律神経の働きをまもる>
1、キッチンでの立ち方を見直す


調理中は手元や火元を見ていないと危険です。
なので、見てない訳にはいきませんし、
普通はずっと立ちっぱなしです。

目線よりはるかに下を見続けたり、
長時間立ちっぱなしでいることは
猫背の姿勢になるばかりです。

良い姿勢と調理を両立させるために、
まずは自分の立ち方を見直してみましょう。

ひょっとして、キッチンの台にお腹をくっつけて立ってませんか?

長時間立ちっぱなしだとその方が楽ですよね。

ですが、それはお腹を前に出した反り腰になってます。
反り腰は骨盤のすぐ上の背骨が後ろにたおれ、
背中が丸くなってバランスをとります。

また、包丁と使う際にも体が前に出ているので
脇がつまって肩から腕にかけて
窮屈な巻き肩になっていないでしょうか?

つまり、猫背にならないためには、
キッチンの台と適正な距離を取る立ち方が重要なのです。

なので、台から半歩~一歩下がってまっすぐ立ってみましょう。

台にお腹で寄りかからず真っ直ぐに立ち、
全体を視界に収めるのです。

包丁を使う時は脇をしめすぎず、
背中から首までをまっすぐにしたまま、
腰から体をおって使うようにしてみてください。
(片方の足を前に出してもいいでしょう)

台から離れた分、火元にも距離が取れると思います。

また、立っている時にお尻の穴を
「キュッ」としめるとインナーマッスルが使われて
良い姿勢を保つ効果と美尻効果もあるといいます。

台所の立ち方改善で腰痛、肩こり、首の痛みも改善!?

<半身浴で猫背の体を伸ばし自律神経の働きを整える>


暑い時期は、ついシャワーで手軽に済ませたくなりますよね。

ですが、それでは体の深部があたたまらず、
キッチンに立ちっぱなしでむくんだ足もそのままのため、
実は疲労回復に時間がかかってしまっています。

半身浴で体の深部まであたたまると
猫背だった体が伸び伸びとするだけでなく
気持ちもリラックスしてきます。

すると、回復・休息の役目をする副交感神経の働きが優位になり、
疲労回復効果がたかまるのです。

因みに半身浴をする時の目安の以下の3点です。

1、食前食後30分は入浴はさける
2、お湯の温度は40℃~43℃
3、時間は約20分(じわっと汗ばむのが目安)

参考:
【本気で!お風呂で疲れをとる方法】

実は、夏場の方が薄着でいることと、
冷房で体は冷えています(特に足元)。
よく温めてあげましょう!

また、足のむくみ対策として、以下のような事もおススメです。


(写真はイメージです)

1、洗い場で石鹸をよく泡立てて、
2、両手で足をつつみこむように下から上へさする
3、足首や膝関節で固い所があったらソフトにマッサージする

足にたまった疲労物質やリンパなどが
心臓に送り返されるので、
むくみと疲労が解消されます。

体が温まりリラックスすると
休息と回復の自律神経である副交感神経の働きが
優位になるので夏バテ予防になります。

<まとめ>
夏でも主婦はキッチンで暑さにさらされ、
また猫背にもなるので自律神経の働きが低下するリスクがあります。

暑さと自律神経の働きの低下は、食欲不振や不眠、
疲労が抜けないなどの夏バテの原因となる為よくありません。

姿勢をよくするためにキッチンでの立ち方を見直し、
半身浴で体をあたためましょう!

とはいえ、奥様によっては、
「良い姿勢になっているかわからない」
とか、
「お風呂を沸かすのが面倒」
という事もあるかと思います。

その場合は、姿勢の専門家のいる整体院や整骨院、
岩盤浴をメニューに採用しているサロンなどにご相談ください。

当院もまた猫背矯正に特化しておりまして、
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単なる岩盤浴以上の効果がある
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埼玉県川口市の接骨院 元郷名倉堂
「治療家に猫背矯正の講師もしている猫背矯正マイスター」 
 院長 森永悠介